──闘いの始まりだった。
2024年も終わりに近づいた頃。
食事のたび、喉の奥に小さな違和感を覚えた。
痛みとまではいかない。
ただ、そこに“異物”がいるような感覚。
日課のウォーキング。
金閣寺から竜安寺、仁和寺、妙心寺へと巡る一時間の道。
水を飲むと、喉の奥が微かに疼いた。
『風邪かな』と思った。
だが、咳も熱も出ない。
鼻も通っている。
迷いながらも病院へ行くことを決めた。
通い慣れた耳鼻科はすでに廃業していた。
近所で新しい病院を探す。
──その選択が、本当の闘いの始まりだった。
📘 次の話
🕯️ 第2話
→ https://kamitani-toshikatsu.com/houkou2/

コメント