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GodValley戦記

🕯️『GodValley戦記 ― 闘病編:明日への咆哮哮』 第7話:ステージ

癌のステージドラマやニュースでは聞いたことはあるが、まさか自分が言われる事になろうとは。ステージ4になると死亡率がぐんと上がるという認識は持っていたが、はてさてどうしたものか。上咽頭中咽頭下咽頭食道とりあえず、癌の場所は4つある。これを順番...
GodValley戦記

🩸GodValley戦記 ― 営業編『血流大河』   第8話:最終面接(LAST)

「わかった。買うわ」その一言で最終面接の営業面接の合格が決まったと思った。その後、エアバッグが開いた時の話などをして、面接は終了した。お互いに、「本日はありがとうございました。」で終了した。面接は終わったと思い、先程の営業面接の緊張が切れ、...
狸の里

🦝 狸の里 第二話「タヌ吉」

人を化かすことに四苦八苦しているポン助。里ではそんなポン助を他の狸たちが毛嫌いしている。その中で、ただ一匹だけ、親しく声をかけてくれる狸がいた。「タヌ吉」彼は狸の中でも男前の部類に入り、人を化かす術に長けていた。今まで彼に化かされなかった人...
狸の里

🦝 狸の里 第三話「恐山」

ポン助は無類の酒好き。瓢箪を片手に、暇さえあれば飲んでいる狸だった。その日は昼間、釣りに出かけ大物を釣り、嬉しさのあまり飲み過ぎてしまった。目を覚ますと、もうお日様は高いところにあった。「しまった。今日は大事な里の寄合だ」慌てて、みんなが集...
GodValley戦記

🩸GodValley戦記 ― 営業編『血流大河』   第7話:最終面接⑤

「やはり車なので事故はつきものじゃないですか」「私も事故りまして、2度ほどエアバッグが開いた事があるんですよ」さすがに面接官も驚きまくり、「えっ、そうなんですか!」それはそうだ、普通の人は人生でエアバッグが開く事はないだろう。開いた時には死...
GodValley戦記

🩸GodValley戦記 ― 営業編『血流大河』 第6話:最終面接④

「この時計、ただの時計じゃないんです。お守り時計なんです」金額交渉の真っ最中に金額とは全く関係のない話。社長役の面接官もさすがに驚いた感じだった。場の空気は変わった。そこで、「値段を下げて売らない」ともう一つ言われた言葉が頭をかすめる。「嘘...
GodValley戦記

🕯️『GodValley戦記 ― 闘病編:明日への咆哮』第5話:不意

CT、MRI、PET、生検、内視鏡――検査は次から次へと続いた。すべてが終わるまで、10日から2週間ほどかかるという。癌と分かってはいても、これほど検査が重なるとは思わなかった。頭では理解していた。より良い治療のためには詳細なデータが必要で...
狸の里

狸の里 第一話「ポン助という狸」

ポン助は、狸の里に住む、太鼓腹で二足歩行の不器用な狸でした。いつも腰にとっくりをぶら下げ、昼から酒を飲んでいる酒好きで、里の仲間からは「酒飲みで、騙しが下手などうしようもない奴」と見られていました。狸の里には昔から、人間を化かして遊ぶ習慣が...
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🩸 GodValley戦記 ― 営業編『血流大河』 第5話:最終面接③

「まあ、いい時計というのは分かったけど、値段がな」最終局面、値段交渉となった。商品は気に入ってもらっている。あとは金額だけか。面接の場とはいえ、人生初の営業。値段交渉など、やったことがない。「時計にしては3万円は高くないか」二の矢が放たれた...
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🩸GodValley戦記 ― 営業編『血流大河』   第4話:最終面接②

🩸GodValley戦記 ― 営業編『血流大河』 第4話:最終面接②営業面接が始まった。面接官に「身に着けているものを営業して売れ」と言われる。営業などやったことがない。唯一の経験といえば、ホテルでの接客だ。それは「与える仕事」。営業は「奪...